不妊症と不妊治療のお悩み解決ブログでは、妊娠したくても、不妊症や不妊治療で悩んでいる人の悩みを解決します。不妊症の原因となる食生活や年齢、妊娠するためのタイミング治療法、不妊治療の検査項目や費用など、不安となる要因を解説しています。
不妊症とは、定期的な夫婦生活「性生活」を送り、避妊などの行為をしていないのに、
2年間以上妊娠しない状態をいいます。
健康な男女が結婚し夫婦生活を続けている場合、妊娠する確率は1年目で80%、
2年目で90%といわれています。
このように、高い確率で2年以内に妊娠するのですが、
妊娠されない場合には不妊症を疑わなければいけません。
不妊症の原因は、男性側に30%、女性側に50%、
原因不明や双方の相性が悪いなどが20%といわれています。
男性側、女性側に原因が考えられるわけですから、
夫婦協力して不妊治療に当たることをオススメします。

男性側に原因がある場合
無精子症
無精子症は、精液の中に精子が無い状態をいいます。
原因としては精巣が精子を作れない場合と作られた精子が出ない場合があります。
精子数減少症
精子数減少症は、通常の精子(6000万〜1億)に対して4000万以下の状態をいいます。
原因としては、薬物治療の副作用、喫煙や過剰な飲酒などによる環境要因、
感染などがあります。
射精障害
射精障害は、精子は作られてはいるが、精液が出ない状態をいいます。
原因としては、内科的疾患や薬物の影響などがあります。
女性側に原因がある場合
排卵障害
排卵障害は、規則的は生理があっても無排卵の状態をいいます。
原因としては、脳のトラブルや環境変化、肝臓のトラブルや卵巣そのもののトラブルなど
さまざまな要因が考えられます。
子宮着床障害
子宮着床障害は、受精はしても受精卵が上手く子宮に着床できなくて
流れてしまう状態をいいます。
原因は、黄体機能不全や子宮内膜の癒着、子宮筋腫や子宮奇形など
さまざまな要因が考えられます。
卵管障害
卵管障害は、卵管が何らかのトラブルで閉塞してしまい、
精子が卵子の所までたどり着けなくて受精できない状態をいいます。
原因は、クラミジア感染症などの性感染や細菌などの感染による炎症、
子宮内膜に卵管が付着するなどのさまざまな要因が考えられます。
男性、女性ともに原因はさまざまです。
夫婦そろって病院で検査して、原因を特定して治療を始めましょう。
私たちは毎日食事をし、体のエネルギーを補っています。
その食事の内容や質、栄養バランスに問題があると、体のバランスが崩れ、
妊娠する力も低下してしまうのは当然といえます。
間違った食生活を長い間続けていると不妊症になってしまうのです。
とくに、食事制限のダイエットを続けたりしていると、体に十分な栄養が届かなくなり、
肌が荒れたり、生理が止まったりしてしまいます。
生理がなければ妊娠する確率はほとんどないでしょう。
また、栄養が偏ってしまうので、ホルモンバランスが崩れ、
卵巣機能不全などを起こす可能性もあります。
妊娠して赤ちゃんを産むまでダイエットを一時中止して、
妊娠するため、そして赤ちゃんを育てるための健康的な食生活を送らなくてはいけません。
また、低体温・・・つまり体の冷えも不妊症の原因のひとつです。
体を冷やしてしまう食べものは、食べ過ぎないように注意しましょう。
甘いのもの体を冷やしてしまう原因になるので体脂肪のためにも要注意です。
意外ですが、夏に取れる野菜は水分が多く、冬に食べると体を冷やしてしまいます。
冷え症の人は、食べものにも気配りが必要です。

では、妊娠を高める食べもの、不妊症を予防するたべものは、
どのようなものなのでしょう。
「これを食べれば妊娠する」などという食べものはありませんが、
摂取カロリーを抑えた、バランスの取れた食事をすることが大切です。
そして妊娠を高めるには、
動物性タンパク質より植物性タンパク質を多く摂取すること。
加工されていないもしくは加工が少ないものを摂取すること。
乳製品を積極的に摂取すること。
葉酸や鉄分を含む「マルチビタミン」のサプリメントを摂取すること。
となります。
間違った食生活を改善し、正常な食生活に戻せば、体の機能も正常に戻ります。
本来備わった生殖力が正常に戻れば、妊娠するのは時間の問題です。
女性の場合、年齢と共に妊娠する可能性は低くなります。
高齢になるということは不妊症になるひとつの要因ということです。
男性の場合、精子をつくる能力が加齢とともに極端に衰えることはありません。
しかし女性は、妊娠するための卵巣機能は、高齢になるにつれて低下します。
子宮や卵管のトラブルで子宮筋腫や子宮内膜症などが増え、
加齢とともに妊娠する可能性が低くなり、不妊症になっていきます。
また、高齢になると冷え症に悩まされる女性も多く、
血液の流れが悪くなることも不妊症につながっています。
さらに、20代の女性と比べると、40代の女性のほうが
流産する確率が2〜3倍多くなるといわれています。
そして、妊娠中毒症になる可能性も2倍に増えるそうです。
最近では、社会の第一線で活躍する女性が増えてきて、
「結婚・妊娠・出産」の年齢が高くなってきているのも事実です。
35歳を過ぎて出産することを高齢出産とよんでいますが、
35歳を過ぎてから不妊治療を始める方も増えているようです。
高齢出産も多くの場合無事に元気な赤ちゃんが生まれていますが、
紹介したような危険も伴います。
いろいろな事情があると思いますが、
不妊治療・妊娠・出産は若いときほどベストといえます。
健康な体なのにいつまでたっても妊娠しないという場合、
2通りのケースがあります。
一つ目は、自然妊娠が可能なのに何らかの妨げがあって、
たまたま今まで妊娠しなかったというケース。
二つ目は、妊娠しない明確な原因があって、自然妊娠が不可能なケースです。
一つ目のケースの場合、女性の年齢にもよりますが、半年から1年間、
夫婦生活を見直しながら、タイミング妊娠法を試してみましょう。
タイミング妊娠法は、不妊治療の最初の治療として最も一般的な治療法になります。
タイミング妊娠法を実践するのに最も重要なことは、"いつ排卵するか"
をできるだけ正確に把握することです。
基礎体温を測っても、正確な排卵日を知ることができなければ、
妊娠することはできません。
低温期から高温期に移行する時期が最も排卵が起きやすいといわれています。
必ず基礎体温を付けて、正確な生理周期を知ることが大切です。
排卵日がなかなか推測しにくい場合は、婦人科で経膣超音波で卵胞の大きさを計測し、
排卵が起こる日にちを推測することができます。
しかし、毎日超音波で測定することは現実的に難しいので、
排卵日チェック薬などを利用して自分で排卵日を特定するのが重要です。
排卵日が推測できたら、排卵日の2日前と前日と排卵日の3日間
セックスをするようにします。
精子の受精能力は48時間といわれていますが、より妊娠の確立を高めるには、
この3日間行うことが望ましいといえます。
男性不妊の検査項目は次のようになります。
精液検査
精液の量や精子数、運動率や奇形率を調べ、正常値と比較して判定します。
精巣検査
精液検査で無精子症や基準値以下の場合に行われる検査で、
視診や触診で行われます。
局部を麻酔して精巣の一部を切除して調べる精管精襄造影検査を行うと、
精巣で精子が作られているのか、それとも輸送経路に問題があるのかを
調べることができます。
坑精子抗体検査
坑精子抗体検査は、男性自身の精子内に抗体があるかを調べるものです。
抗体があると、女性の体の中で異物として免疫に退治されてしまうからです。
男性側としては、何らかの原因で精子抗体が作られる可能性があるため、
フーナーテストや血液検査を行います。
精子の採取方法には、病院で採取する方法と自宅で採取する方法があります。
新鮮な精子(採取後2時間以内)が望ましいとされていますから、
病院と自宅が近い方は女性が持参することも可能です。
最近の産婦人科では、男性専用の採取室を完備していますので、
ご夫婦で来院して採取することもできます。

女性不妊の検査項目は次のようになります。
基礎体温の測定
基礎体温は、排卵の有無や、モルモン分泌の状態を予測できるため、
不妊治療の検査に行くときは持参するようにします。
フーナーテスト
フーナーテストは、排卵時期に性交渉した後、頚管粘液内の元気な精子の運動性や
数を顕微鏡で調べる検査です。
子宮卵管造影検査
子宮卵管造影検査は、子宮卵管のレントゲン撮影です。
子宮の入り口から造影剤を注入して卵管の通気性や子宮内の腫瘍や形状を確認する検査です。
痛みなどはありませんバリュームで胃の検査をするイメージです。
ホルモン検査
ホルモン検査は、月経周期に合わせてホルモンのバランスと
異常抗体を調べる血液検査です。
卵胞刺激ホルモン、黄体化ホルモン、乳汁分泌ホルモン、卵胞ホルモンを調べ、
問題がありそうな場合には精密検査を行います。
抗体検査
抗体検査は、自分の体の組織を攻撃してしまう抗体を調べる坑核抗体検査、
女性の体内に入ってきた精子を異物と判断して免疫細胞が攻撃しまう抗体を調べる坑精子抗体検査、
卵管や卵巣が癒着したり詰まったりしてしまうクラミジア性感染症を調べる
坑クラミジア抗体検査などを行う検査です。
経膣超音波検査
経膣超音波検査は、子宮や卵巣の異常、子宮の内幕の厚さや卵胞の数や大きさを測定して
卵子の成熟度や排卵のタイミング診断を行う検査です。
子宮頚管粘液検査
子宮頚管粘液検査は、子宮の入り口から分泌される粘液「頚管粘液」が
充分に分泌されることで精子が子宮に入りやすくしています。
その粘液が正常に分泌されているかを調べる検査です。
腹膣鏡検査
腹膣鏡検査は、麻酔をかけてお腹の中を見る、胃カメラの状態を想像してください。
おへそから硬性鏡という特殊なカメラを挿入して、直接お腹の中の卵管の通気性や
子宮筋腫、癒着などの目視する検査です。入院が必要です。
以上が一般的な検査になります。
場合によっては、精密検査の必要がある場合があります。
不妊治療(体外受精など)は基本的に保険適応外となります。
精神的、肉体的負担の上、経済的負担もかかってきます。
体外受精などの前に行う一般不妊治療では保険が適用されますので、
3割負担で済みます。
しかし、実質的には実費なので、病院によって費用が変わってきます。
病院のWEBサイトを見ると、細かく金額表示してあるところもありますし、
かなりあいまいな表示をしてあるところもあります。
たとえば、体外受精をするとして100万円以上かかる病院もあれば、
20万円台でできる病院もあります。
つまり、病院の状況や考え方で金額も変わってしまうワケです。

どうして病院によって金額が違うのか?
それは大きく分けて都市型と地方型の違いです。
都市型は利便性が良く、高度なスタッフが揃っている、地代や病院経費も高いので、
治療費も高くなるということです。
反対に地方型は、利便性は良くないが、地代や経費を抑えることなどで
治療費を安くしています。
しかし、金額によって決めてしまうのは危険です。
なぜなら、安くても妊娠率が悪くては話にならないからです。
過去の実績をWEBサイトなどで調べることが重要です。
調べることによって、安くて妊娠率が高い病院もありますので、
通院可能な距離ならば検討してみることです。
自分の条件と医者やスタッフの相性が合えば、安心して治療に専念できます。
病院に行くと初診時に体外受精の概算費用を40万〜50万などと教えてくれます。
しかし、実質的には、100万近くかかってしまったということもあります。

なぜ当初の概算金額と実費が違ってくるのか?
病院が表示してある各検査の金額は標準的なものであって、
人によっては検査項目が増えたり、薬の量も増えたりするためです。
そして凍結費用やハッチング(卵のう化を促進)費用も人によって変わってきます。
概算金額を聞いてもそれは最低金額でそれ以上かかるのだという気持ちが必要です。

金銭的な不安を取り除くにはどうしたらいいのか?
不妊治療の概算金額を提示してもらったとき、
予想される最大費用と明細を提示してもらい、説明を受けることです。
その説明と予想される最大費用が納得できたらなら、安心して治療が受けられます。
不妊治療を行っている人に国から助成金が出ます。
年収制限(年収730万円以下)もありますが、各都道府県によって詳細がさまざまですので、
WEBサイトか窓口で確認してください。
不妊治療費用(概算)
人口受精 15,000円〜
体外受精 250,000円〜
顕微授精 350,000円〜
体外受精・顕微授精では初回で妊娠されなかった場合、2回目、3回目と減額されます。
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